宝塚記念data回顧◆本物の天才とは
2017.06.27
カテゴリ:レース回顧
宝塚記念data回顧◆本物の天才とは
【宝塚記念】
レース内容は破格で見応えがあった!!
しかし前置きとしては・・
◆将棋界の藤井四段は当然の勝利も、
競馬界のキタサンブラックというか武豊は当然の勝利とはならず。
将棋界は、藤井四段の「14歳」での歴史的快挙は号外が出るほど日本を賑わせた。単勝支持率54%キタサンブラックも勝てば2億円ボーナスなど、少しは賑わったと思うが。むしろ海外メディアの方が「残念な敗北によって、キタサンブラックの凱旋門賞の夢は終わった」と敗北を大きく伝えている。
◆宝塚記念、藤田菜七子がいたなら(断トツビリ人気馬でも)上半期入場人数UPに貢献したはず。◆枠が余った場合、若手騎手騎乗なら後出し登録OKも一興にすら思うが。
宝塚記念、レースは絶品だった!!
◆武豊を除いては。
将棋には感想戦がある。簡単にいえば反省会。競馬界にもG1だけでも感想戦を導入すべきに思うが。
武豊の8枠から無策に外々を周って、1番人気9着の敗戦コメントに具体的な敗因を挙げなかった。
ファンにも競馬界にもマイナス。若手騎手の参考にならない。
天才ならば敗因ぐらい論理的に説明すべき。
枠順のせいで、(馬場を含め)馬の力量を素直に伝えるか、もっと前にインにつけるべきだったなど、己に対して猛省するコメントのいずれかが欲しかったが
ほぼ
「勝つって難しいですね。。」だけ。。
まるで解説者かのようなコメント。。
昨年あたりから武豊はコレが多い。天才とは言い難いコメント。
◆唯一無策だったのが武豊。調教も荻野極で良かったのかなど「次回から調教から乗るべきだと猛省してます」やら「2億円ボーナスなど無理に決まってるじゃないですかw」ぐらい開き直っても、それも一理あるわけで、何にしても、3900勝した天才武豊として、レースについて最低限の感想はファンに伝えるべきに思う。
キタサン8枠だからで、他騎手達は、様々なイメージを膨らませてから、騎乗したことだろう。
他騎手は、素晴らしい騎乗っぷり!!
◆デムルメの2名は(1,4着)素晴らしかったし
逃げたコネ(8着)も素晴らしかった。
最内3番手を主張した松山弘平(11着)も素晴らしかった。
コネが逃げること自体が素晴らしい。まず逃げない。
展開を読めないアホ・・だが今回は仕方がない。
前半1000mがスローで、そこから11秒台の高速ラップと化す。
もう少し仕掛けのタイミングを・・とは言えないのは、番手がルメで、デムも1度仕掛けてキタサンのインに入る。(緩めるタイミングが、ほぼ無い厳しいレースだった。それで4着シャケは強いとも言える)
ルメールが、2番手から直後のキタサンマーク
デムーロが、1度仕掛けて、キタサンの真後ろビッタリマーク
デムが2年連続、鬼凄かった!!
(余談だが、昨年の宝塚記念の回顧も、デムの恐怖すら感じる鬼神追いの2着に驚いたことがブログの中心。馬が壊れるほど鬼神の追いっぷりと書いて、ドゥラは翌日引退となったが..)
◆この「1度仕掛けて」は、ルメールもレイデオロのダービーでも見せた技。
ダービー実況「外からスーっとレイデオロが動いて行って、最初の1000m、1分3秒2。遅い流れです」
一旦仕掛けて、つっついて、ペースUPさせて、自分はそこで折り合いに専念させる技。
強い馬だから出来るのは当然も、サトノクラウンもそれが出来る力量馬だったということ。
様々な点で気性の問題すぎる神経質な馬。逆にカワイイ♪ だが秋は人気になって飛ぶタイミングを計るのが重要か。
◆コネが勝利を目指しての逃げ。やはり大魔神については恩義を感じている騎乗っぷりには好感が持てた。 (個人的にシュヴァルの評価が低かったのは、逃げも想定内もおそらくそれだとコネだと着外。後ろから競馬するならキタサンの後ろで着狙い競馬と予想したから。)あの騎乗で、さらに展開を動かす騎乗ができるように・・ならないからコネだがw
気付いて欲しいのが
馬なりでコネシュヴァルが逃げれたこと。
キタサンは結局、外々を回らされる形。
あの形で逃げ馬が番手競馬で勝てるなら、マジで最強だったが、さすがに不可能だろう。
最初の直線での位置取りが消極的すぎたのが敗因。90%以上、ユタカが原因。
その時点でムリ・・というか「飛ぶぞ♪ 来れるの!?」みたな気持ちで、ワクワクしたのがホンネ。
◆結果論、この2・3着馬。
イン差しゴールドアクター ヨコテン
外差し、ミッキークイーン 浜名
浜中がまたも真っ直ぐ走っていないw
この2・3着馬
悪く言えば、雪崩れ込み。
良く言えば、腹を括って後ろから競馬した側
◆ヨコテンはヒストリカルように後方一気はヨコテンのお約束。だが意識して腹を括っているのは、デムーロが外から抜いていくが動かずのイン差し。(岩田はデムと一緒に動いた)
◆浜中、ミッキーに今更「力があると思います」と言っている時点で、だからヴィクトリアマイルを断トツ人気で取りこぼすのだろう。◆後方待機組に有利な状況で、3着で、これしかホザけないのは反省しないと、成長しない。。
◆岩田というか5着レインボーラインは直線でヨレたのが勿体なかった。(NHKマイル3着もあるし)左回りの方がイイのかも。◆ビリだが9歳馬ヒットザターゲットも、違うものと戦っているwww 宝塚記念5度目の出走。重賞連続出走回数36回の記録を更新中。(ワカの愛馬ナイスネイチャは34回) だから川田騎乗だったのかと思わせるw
過去傾向は
結局は、ほぼ例年通り。
【グループ馬→β馬→牝馬】という決まり手。それでキタサンが飛んだだけ。という作り。
◆G1大阪杯からサトノ直行勝利が、データとして唯一の例外点。
◆ミッキー2頭出しで3着。
◆サトノがまたもG1勝利だが、この馬は既にG1馬なわけで。
◆相変わらず、8枠というか外枠が強いのも例年通り。(ほぼ逃げ馬キタサンが8枠有利を活用不能なのは言うまでもない)
最後に
昨年ドゥラメンテに完敗した馬。ドゥラに1度も先着したことの無い馬が、超断トツ人気という違和感。
それを感じた11頭立の時点で、今年の宝塚記念は、超少額参加。
ハズレ方も重要だと思ったG1。
モチベーションが低い場合、「精神的・金銭的に痛くないハズレ方」も重要と再認識させられた宝塚記念だった。
【連勝記録を抜かれた神谷広志八段のコメント】
「28という完全数はいちばん好きな数字ですので、それが1位でなくなることは個人的に少々さみしいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです」
◆【完全数とは】6・28・496・8128など。自然数aで、a以外の約数(1を含む)の和がaに等しいとき、aを完全数という。ちなみに完全数は連続した自然数の和で表すことができる。1+2+3=6みたいな。
◆「さみしい」のは、記録を抜かれたことではなく、完全数が1位でなくなったこと。との言い回しw
敢えて「完全数」を含めつつ「凡人」と謙遜コメw
そこから・・
レース内容は破格で見応えがあった!!
しかし前置きとしては・・
◆将棋界の藤井四段は当然の勝利も、
競馬界のキタサンブラックというか武豊は当然の勝利とはならず。
将棋界は、藤井四段の「14歳」での歴史的快挙は号外が出るほど日本を賑わせた。単勝支持率54%キタサンブラックも勝てば2億円ボーナスなど、少しは賑わったと思うが。むしろ海外メディアの方が「残念な敗北によって、キタサンブラックの凱旋門賞の夢は終わった」と敗北を大きく伝えている。
◆宝塚記念、藤田菜七子がいたなら(断トツビリ人気馬でも)上半期入場人数UPに貢献したはず。◆枠が余った場合、若手騎手騎乗なら後出し登録OKも一興にすら思うが。
宝塚記念、レースは絶品だった!!
◆武豊を除いては。
将棋には感想戦がある。簡単にいえば反省会。競馬界にもG1だけでも感想戦を導入すべきに思うが。
武豊の8枠から無策に外々を周って、1番人気9着の敗戦コメントに具体的な敗因を挙げなかった。
ファンにも競馬界にもマイナス。若手騎手の参考にならない。
天才ならば敗因ぐらい論理的に説明すべき。
枠順のせいで、(馬場を含め)馬の力量を素直に伝えるか、もっと前にインにつけるべきだったなど、己に対して猛省するコメントのいずれかが欲しかったが
ほぼ
「勝つって難しいですね。。」だけ。。
まるで解説者かのようなコメント。。
昨年あたりから武豊はコレが多い。天才とは言い難いコメント。
◆唯一無策だったのが武豊。調教も荻野極で良かったのかなど「次回から調教から乗るべきだと猛省してます」やら「2億円ボーナスなど無理に決まってるじゃないですかw」ぐらい開き直っても、それも一理あるわけで、何にしても、3900勝した天才武豊として、レースについて最低限の感想はファンに伝えるべきに思う。
キタサン8枠だからで、他騎手達は、様々なイメージを膨らませてから、騎乗したことだろう。
他騎手は、素晴らしい騎乗っぷり!!
◆デムルメの2名は(1,4着)素晴らしかったし
逃げたコネ(8着)も素晴らしかった。
最内3番手を主張した松山弘平(11着)も素晴らしかった。
コネが逃げること自体が素晴らしい。まず逃げない。
展開を読めないアホ・・だが今回は仕方がない。
前半1000mがスローで、そこから11秒台の高速ラップと化す。
もう少し仕掛けのタイミングを・・とは言えないのは、番手がルメで、デムも1度仕掛けてキタサンのインに入る。(緩めるタイミングが、ほぼ無い厳しいレースだった。それで4着シャケは強いとも言える)
ルメールが、2番手から直後のキタサンマーク
デムーロが、1度仕掛けて、キタサンの真後ろビッタリマーク
デムが2年連続、鬼凄かった!!
(余談だが、昨年の宝塚記念の回顧も、デムの恐怖すら感じる鬼神追いの2着に驚いたことがブログの中心。馬が壊れるほど鬼神の追いっぷりと書いて、ドゥラは翌日引退となったが..)
◆この「1度仕掛けて」は、ルメールもレイデオロのダービーでも見せた技。
ダービー実況「外からスーっとレイデオロが動いて行って、最初の1000m、1分3秒2。遅い流れです」
一旦仕掛けて、つっついて、ペースUPさせて、自分はそこで折り合いに専念させる技。
強い馬だから出来るのは当然も、サトノクラウンもそれが出来る力量馬だったということ。
様々な点で気性の問題すぎる神経質な馬。逆にカワイイ♪ だが秋は人気になって飛ぶタイミングを計るのが重要か。
◆コネが勝利を目指しての逃げ。やはり大魔神については恩義を感じている騎乗っぷりには好感が持てた。 (個人的にシュヴァルの評価が低かったのは、逃げも想定内もおそらくそれだとコネだと着外。後ろから競馬するならキタサンの後ろで着狙い競馬と予想したから。)あの騎乗で、さらに展開を動かす騎乗ができるように・・ならないからコネだがw
気付いて欲しいのが
馬なりでコネシュヴァルが逃げれたこと。
キタサンは結局、外々を回らされる形。
あの形で逃げ馬が番手競馬で勝てるなら、マジで最強だったが、さすがに不可能だろう。
最初の直線での位置取りが消極的すぎたのが敗因。90%以上、ユタカが原因。
その時点でムリ・・というか「飛ぶぞ♪ 来れるの!?」みたな気持ちで、ワクワクしたのがホンネ。
◆結果論、この2・3着馬。
イン差しゴールドアクター ヨコテン
外差し、ミッキークイーン 浜名
浜中がまたも真っ直ぐ走っていないw
この2・3着馬
悪く言えば、雪崩れ込み。
良く言えば、腹を括って後ろから競馬した側
◆ヨコテンはヒストリカルように後方一気はヨコテンのお約束。だが意識して腹を括っているのは、デムーロが外から抜いていくが動かずのイン差し。(岩田はデムと一緒に動いた)
◆浜中、ミッキーに今更「力があると思います」と言っている時点で、だからヴィクトリアマイルを断トツ人気で取りこぼすのだろう。◆後方待機組に有利な状況で、3着で、これしかホザけないのは反省しないと、成長しない。。
◆岩田というか5着レインボーラインは直線でヨレたのが勿体なかった。(NHKマイル3着もあるし)左回りの方がイイのかも。◆ビリだが9歳馬ヒットザターゲットも、違うものと戦っているwww 宝塚記念5度目の出走。重賞連続出走回数36回の記録を更新中。(ワカの愛馬ナイスネイチャは34回) だから川田騎乗だったのかと思わせるw
過去傾向は
結局は、ほぼ例年通り。
【グループ馬→β馬→牝馬】という決まり手。それでキタサンが飛んだだけ。という作り。
◆G1大阪杯からサトノ直行勝利が、データとして唯一の例外点。
◆ミッキー2頭出しで3着。
◆サトノがまたもG1勝利だが、この馬は既にG1馬なわけで。
◆相変わらず、8枠というか外枠が強いのも例年通り。(ほぼ逃げ馬キタサンが8枠有利を活用不能なのは言うまでもない)
最後に
昨年ドゥラメンテに完敗した馬。ドゥラに1度も先着したことの無い馬が、超断トツ人気という違和感。
それを感じた11頭立の時点で、今年の宝塚記念は、超少額参加。
ハズレ方も重要だと思ったG1。
モチベーションが低い場合、「精神的・金銭的に痛くないハズレ方」も重要と再認識させられた宝塚記念だった。
【連勝記録を抜かれた神谷広志八段のコメント】
「28という完全数はいちばん好きな数字ですので、それが1位でなくなることは個人的に少々さみしいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです」
◆【完全数とは】6・28・496・8128など。自然数aで、a以外の約数(1を含む)の和がaに等しいとき、aを完全数という。ちなみに完全数は連続した自然数の和で表すことができる。1+2+3=6みたいな。
◆「さみしい」のは、記録を抜かれたことではなく、完全数が1位でなくなったこと。との言い回しw
敢えて「完全数」を含めつつ「凡人」と謙遜コメw
そこから・・

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「完全数」を含めつつ「凡人」と謙遜コメw
超えられた悔しさも表現しつつ、謙虚な表現に、賢さ自尊心も組み合わせ、相手を賞賛し、将棋界を思うコメント。やはり天才なのだろう。
騎手にも、政治家にも、こういった表現技法を身に付けて欲しいものですね。
超えられた悔しさも表現しつつ、謙虚な表現に、賢さ自尊心も組み合わせ、相手を賞賛し、将棋界を思うコメント。やはり天才なのだろう。
騎手にも、政治家にも、こういった表現技法を身に付けて欲しいものですね。

